イベントの詳細

2012/08/04〜2012/08/04 前期集中講義「ボランティアとリーダーシップ」第7回開講!!事務局

前期の最終講義となる第7回は、京都産業大学の大室悦賀先生を講師に迎え、「ソーシャル・ビジネス−社会貢献とビジネスの相乗効果−」についてご講演いただきました。
 始めに、ソーシャル・ビジネス(=社会的課題を解決するためにビジネスを用いて取り組む事業)の必要性について、市場社会、市場の交換メカニズムを革新しなければ社会的課題の根本的な解決が図られないことをフェアトレードを例に説明いただきました。
 また、社会的課題とビジネスを結ぶことにより新しい工夫が生まれ、起業のチャンスに繋がることを実例を用いて紹介され、復興から未来を見据えたとき、様々な課題解決のためには地元の若者が中心となって社会を変革し、その際には、経済性を追求するだけでなく社会性に目を向けるとともに、自らがクリエイトする重要性について言及されました。
 さらに、「生き方」のツールとしての「働き方」が重要であることなどが話されました。
 今回の講演は企業の経営トップに話すレベルということで、受講した3大学26名の学生は様々な示唆に富む内容の講演に聴き入っていました。

 この後、集中講義の担当である後藤先生が、前期の「振り返り」の講義を行ないました。「振り返り」ではグループに分かれ、これまで7回に亘り学んできた
ことをグループ内で確認するとともに、今後のボランティア活動に活用できることについて取りまとめ、それぞれ発表を行いました。
 締めくくりとして、後藤先生から、学んできたことをキチンとまとめ、それを可視化し言語化することの重要性が話され、前期集中講義は終了となりました。

 後期は「危機管理と復興」をテーマに10月13日から開講する予定です。





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