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2013/04/20〜2013/04/21 【きずなプロジェクト】わかめ加工ボランティアの活動を行いました【釜石市】事務局

きずなプロジェクトでは、4/20(土)〜21(日)の2日間、釜石東部漁業協同組合両石支所でわかめ加工のボランティア活動を行いました。
20日5名(富士大3名、盛大2名)、21日5名(富士大2名、盛大3名)、のべ10名の学生が参加しました。

今回のボランティア活動に参加した学生より活動報告が届きましたので、ご覧ください。

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富士大学経済学部経営情報学科 4学年 平嶋 孔輝です。
4月20日(土)〜4月21日(日)に釜石の漁協でわかめ加工のボランティア活動に参加しました。今回の活動内容は、わかめのボイル、めかぶ裂き、塩漬けしたわかめの回収、わかめの袋詰め等です。
今回のボランティアの中で、いくつか感じた点があります。
1つ目は、被災地で漁業活動を開始されていた久保さんをはじめ釜石東部漁業協同組合両石支所の方々に大変お世話になりました。久保さん方は、自分達の食い分を稼ぐため、震災後必死になって漁業活動をしているところに、ボランティアを行いたい私達(メンバー)に対して、未経験にもかかわらず、快く迎え入れてくださり、わかめ加工といった貴重な経験を楽しませながら、教えてくださいました。本来、ボランティアというのは、必要とする方に対して支援やお手伝いをすることだと考えています。今回私達が行ったことというのは、正直ボランティアというより素晴らし経験をさせていただいたことと、私は感じています。ありがとうございます。
2つ目は、被災された方々の心についてです。この方々はとても強く、前向きな心をお持ちの方がたくさんいらっしゃいました。わかめ加工活動の時の方々も、午後のフリーの時間に行った仮設商店街の方々も、みなさん私達が適わないような、強く、前向きな心をお持ちでした。今回の活動でまた、いつも気ままな大学生活を送っている私自身が幸せだということを気づかされ、お世話になり、その方々に恩を返さなければいけないと強く感じさせていただきました。
3つ目は、今回の活動を通じて、漁業の方々の活性化につながる基を見つけた気がしました。現在私は、学生生活の中で、岩手、内陸の地域活性化のお手伝いを行っています。その背景もあって見つけることができたと思います。現在、農業、漁業等で六次産業化が進んできています。今回の作業中に六次産業化につながるきっかけをいくつか見つけることができました。このきっかけを、より具体化・実現し活性化につなげ、久保さんをはじめ釜石東部漁業協同組合両石支所の方々の力に少しでもなれるよう、貢献できるよう今後取り組んでいこうと感じさせていただきました。
最後に、今回お世話になったわかめ漁師の久保さん、釜石東部漁業協同組合両石支所の方々、このボランティアで新たに出会った仲間、ボランティア活動の中でお世話になった方々に心から感謝します。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。





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