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2013/08/10〜2013/08/10 復興の担い手フォローアップ事業「PFAを学ぶワークショップ」(in東北みらい創りサマースクール)を開催しました!事務局

 8月10日(土)、第2回東北みらい創りサマースクールの中の一コマで、復興の担い手フォローアップ事業「PFAを学ぶワークショップ」を開催し、当日は被災地から保健師や学校教諭ほか、いわて高等教育コンソーシアムからも学生・教職員など計19名が参加しました。
 PFA(サイコロジカル・ファーストエイド)には幾つかの種類がありますが、今回学んだWHO版のPFA(サイコロジカル・ファーストエイド:心理的応急処置)は精神保健の専門家以外の方にも普及が容易で、災害や紛争地の支援に世界各地から集まった人々が1日で習得できるシンプルさが特長となっているものです。
 講師を務めていただいた鈴木満氏(外務省メンタルヘルス対策上席専門官)からは、東日本大震災での支援活動の紹介、また今回の震災のみならず災害等の風化、PFAについての考え方などが説明され、また大沼麻美氏(国立精神・神経医療研究センター)、佐藤麻衣子氏(米国NPOアメリケアズ)からはPFAの解説と避難所で働く支援スタッフと被災者とに分かれたロールプレイが行われました。
 本来は6時間かけて学ぶ研修を時間の関係から3時間に凝縮して行ったこともあり、参加者はまだまだ学び足りない様子でしたが、研修の終わりに、支援者自身のセルフケアの重要性が説明されるなど、学びの多いワークショップとなりました。





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