11月16日(土)、「危機管理と復興」第4回目の講義となる今回は名古屋産業大学の和泉潤先生(専門:都市計画)による「都市防災」。岩手大学、岩手県立大学、盛岡大学、一関高専から22名の学生が受講しました。
講義前半では、世界で起こる自然災害について、水・気象学的災害、地球物理学的災害、生物学的災害、と大きく3つに分類され、大陸や地域によって起こりうる災害の種類や頻度が異なることの解説や、コミュニティに住んでいるものがリスクをどう捉えていくかが重要であるが述べられました。 講義後半では、急速な成長による都市の脆弱化や、都市を安全にするために地方自治体におけるBCP(業務継続計画)について、ヒト・モノ・カネ・情報の4つのポイントが重要であることが説明されました。 また和泉先生からは、この講義で得た知見を日本国内だけでなく、是非世界へ羽ばたいて活用してほしいという期待が述べられました。
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