9月1日(月)〜9月5日(金)の5日間、いわて高等教育コンソーシアム前期集中講義「ボランティアとリーダーシップ」が開講されました。 3年目の今年は、隔週土曜日の変則集中講義から、夏季集中講義へプログラムを変更したことで、全国の大学からも参加できる日程となりました。いわてコンソの学生受講者37名に加えて、全国への公募の結果、2名の学生の受入が実現しました。 これまで全国からの教員ボランティアにいただいた恩恵をわずかながら還元するに至りました。
初日の9月1日(月)の講師は長崎県立大学の西村千尋先生で、「コミュニケーショントレーニング」をテーマに、アイスブレーキングから始まる4つのテーマで行われました。 9月2日(火)〜9月4日(木)は山田町の陸中海岸青少年の家を拠点に、2泊3日の合宿形式のプログラムを実施しました。鹿児島大学の肥後祥治先生が「グループワーク」、四天王寺大学の吉田祐一郎先生は「リーダーシップとボランティア」、電気通信大学の山本佳世子先生が「高度情報化とボランティア」と、それぞれのテーマで講義が行われたほか、現地の方に被災当時のお話を聴いたり、実際にボランティアに取り組んだりしました。 最終日の5日(金)は中京大学の宮川正裕先生が「組織マネジメント」をテーマに講義を行い、5日間のプログラムが終了しました。
座学だけでなく、実際にボランティア活動に参加した経験が、今後も被災地に目を向けるきっかけとなることを期待します。 |
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