12月6日(土)、後期集中講義「危機管理と復興」の第4回目は東京都市大学の室田昌子先生を講師にお迎えし、「地域コミュニティ再生」をテーマに講義が行われました。 前半の講義では、コミュニティとは「地域性」と「共同性」を兼ね備えたものであることが述べられました。東日本大震災で被災した沿岸地域の聞き取り調査を通して、震災によって地域コミュニティが変容していることが明らかになり、このような地域コミュニティの再生には身近にいる「信頼できる人」を増やすことが重要であるとの解説がありました。 後半の講義では、東京都市大学のキャンパスのある横浜市内で行われているコミュニティの拠点づくりの例として「ほっとカフェ中川」の紹介がありました。地域コミュニティをつなぐネットワークの重要性や、今後コミュニティの拠点づくりにおいて大切なことなどが述べられ、このことについて学生からも積極的な質問がありました。
次回第5回のテーマは「都市防災」、年が変わっての1月10日(土)開催予定です。 |



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