1月10日(土)後期集中講義「危機管理と復興」の第5回目は、名古屋産業大学環境情報ビジネス学部の和泉潤先生による「都市防災」が行われました。 講義前半では、世界各地で発生する自然災害を3つ(水・気象学的災害、地球物理的災害、生物学的災害)に分類し、発生地域によってどのような被害が現地にもたらされるのか、各地域の事例から解説されました。 講義後半では、急速な都市化に伴い増大する都市の脆弱性および危険性に着目し、それらを防ぐために@災害に対する脆弱性減少の開発政策の推進A緊急時対応可能な人材の配置B緊急時対応可能なコミニュティの人材育成C危険性の高い状況に対する計画といった4つの重要事項からなる「都市を安全にするガイドライン」について説明されました。その中で、どれにおいても重要であるのは安全を必要とする人々が「参加すること」であると述べられました。
次回第6回のテーマは「防災とメディア情報」、1月24日(土)開催予定です。
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