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2012/02/09 「きずなプロジェクト」始動!!事務局

いわて高等教育コンソーシアム(連携大学:岩手大学、岩手県立大学、岩手医科大学、富士大学、盛岡大学)は、国立大学協会「震災復興・日本再生支援事業」の支援を受け、東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸沿岸の各市町村における学生ボランティア活動「きずなプロジェクト」を実施しています。このプロジェクトには約160人の学生がボランティアとして登録しており、合宿形式の事前講習会を経て既に延べ177人の学生が第1弾となった12月と1月の活動に参加しています。
 第1回目の12月は、宮古市と釜石市でボランティア活動を行い、延べ108人の学生が参加しました。宮古市では津波で被災した住居の片付け、清掃のほか仮設住宅で行われたクリスマス会の運営補助を行いました。また、釜石市では被災者に支援物資を支給する青空市を開催し、会場となった団地は多くの住民で賑わいました。
第2回目の1月は、陸前高田市において活動を行い、延べ69人の学生が参加しました。他の地域に比べて被害の大きかった陸前高田市では土嚢積みなどハード面の支援活動が中心となりましたが、学生たちは協力しながら精力的に取り組みました。
参加した学生からは「またボランティア活動を行いたい」、「他大学の学生とも協力して取り組むことができて良かった」等の感想が寄せられ、このプロジェクトが有意義な活動となったことが伺われました。また、他大学の学生と協力して取り組むことにより、大学間のネットワークを広げる機会にもなったようです。
今後は2月下旬から3月上旬に第2弾の活動を行うほか、釜石市、大槌町で学習支援ボランティアも行っていく予定です。


※写真
事前講習会の様子、釜石学習支援の様子




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