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2015/06/18 シンポジウム
「これからの『文化財』-津波被災地の文化財のあり方を考える-」開催の案内
平成27年7月11日(土)事務局

 戦後、文化財保護法による文化財保護のあり方が定着し、現在の日本における文化財保護の方法として基本となっています。一方では、単体の文化財という考え方によるのではなく、一つの地域全体で文化財をとらえ直し、住民目線での文化財に対する新しい見方や捉え方が検討され、地域の取り組みとして始められているところもあります。
 東日本大震災から四年余が過ぎ、津波被災地においても多くの有形文化財が流出した中で、新たに何を文化財として認知し保護していくかということや無形文化財の維持等多くの課題があります。
 本シンポジウムでは、津波被災地の現状を踏まえつつ、文化財に対する新たな考え方と取り組みを提示し、今後の文化財の見方と保護のあり方について提言するものです。
 皆さまの参加を心よりお待ち申し上げております。

■日程
平成27年7月11日(土)13:00〜18:00
開   会:13:00〜
基調講演:13:05〜14:05
基調報告:14:20〜16:20
パネルディスカッション:16:40〜18:00

■プログラム
【基調講演】 
 「最近の文化財・文化遺産の保存と活用の施策について」
  文化庁世界文化遺産アドバイザー            本中  眞 氏

【基調報告(各30分)】
 o「震災被災地の石碑保存 現状と課題−山田町の取り組みを例として−」
  岩手県立大学盛岡短期大学部教授             松本 博明 氏
 o「奄美群島の『シマ遺産』」
  奄美群島文化財保護対策連絡協議会会長         中山 清美 氏
 o「“京都をつなぐ無形文化遺産”制度など京都市独自の取組について」
  京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課 
  文化遺産普及・活用担当課長              宮本 博市 氏
 o「地域の熱意と汗でよみがえる遠野遺産」
  遠野文化研究センター文化課 課長補佐兼文化遺産係長  佐藤 浩彦 氏
 
【パネルディスカッション】
 oコメンテーター
  津波被災地自治体の文化財担当の方々
 oコーディネーター
  いわて高等教育コンソーシアム・地域研究推進委員会
  盛岡大学教授                      大石 泰夫 氏

■場所
ホテルルイズ 3階 「万葉の間」(盛岡市盛岡駅前通7-15)
URL:http://www.hotel-ruiz.jp/

■対象
市民一般 150名程度(※入場無料)

■問い合わせ先
盛岡大学地域連携センター
〒020-0694 岩手県滝沢市砂込808番地
TEL:019-688-5555(代表) FAX:019-688-5577




シンポジウムチラシ  ファイルサイズ/1272KB
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