新着情報の詳細

2015/10/23 前期集中講義「ボランティアとリーダーシップ」が開講されました!事務局

 9月3日(月)〜9月7日(金)の5日間、いわて高等教育コンソーシアム前期集中講義「ボランティアとリーダーシップ」が開講され、岩手大学19名、盛岡大学4名、一関高専の9名の合計32名が講義を受講し、また県外の静岡県立大学、山梨大学、椙山女学園大学から4名の学生が特別聴講しました。
 この特別講義は全国の教員ボランティアのご協力で運営しているものですが、昨年から夏季集中型のプログラムに変更したことで全国の大学からも参加できるプログラムとなり、全国からいただいた支援をわずかながら還元しております。

 初日の9月3日(木)は長崎県立大学の西村千尋先生を講師に、「コミュニケーショントレーニング」としてアイスブレーキングを中心とした講義を行いました。
 9月4日(金)〜9月7日(月)は山田町の陸中海岸青少年の家を拠点に、3泊4日の合宿を行い、四天王寺大学の吉田祐一郎先生による「リーダーシップとボランティア」、電気通信大学の山本佳世子先生の「高度情報化とボランティア」、鹿児島大学の肥後祥治先生による「グループワーク」と、それぞれのテーマで講義が行われました。
 また今年度は岩手県釜石市の「三陸ひとつなぎ自然学校」の協力のもと、9月5日(土)に丸一日かけたボランティア実習を行いました。実習では、まず三陸ひとつなぎ自然学校代表理事の伊藤聡氏から、震災当日の従業員の避難状況や鵜住居地区の様子など、実際に震災を体験したからこその生の声を伺いました。
 その後、三陸ひとつなぎ自然学校の活動場所である「コミもり(コミュニティ+森)」の周辺整備や裏山での薪拾いなどを行いました。受講者の意欲的な働きのおかげで、予定していた以上の成果をあげることができました。

 昨年の学生のアンケートに基づき、今年度はボランティア実習に時間をかけることができたことで、さらにパワーアップした内容となりました。
 講義を受講して考えたことを大切にし、被災地を想い続けるきっかけとなることを期待します。





[←戻る]
ページの先頭へ