いわて高等教育コンソーシアム 平成28年度前期集中科目として『グローカル基礎研修「平泉の世界」』を開催します。 〈授業目的〉 12世紀の短期間にのみ仏都として機能した平泉は、現在、岩手県の最も有名な観光地の1つであり、来客数は年間200万人を超えています。これらの観光客の多くが、それぞれ平泉に対してどんな印象を抱いているでしょうか。様々ではありますが、平泉の意義をあまり理解せずに帰る人も少なくないでしょう。 本コースの目的は、平泉を広いスパンで(時間的にも空間的にも)捉え、学ぶことにあります。平泉を大きな樹木としてイメージするとしたら、その根は蝦夷の世界にあり、樹冠の上部は江戸時代・現在まで届いて、枝は琉球、中国、朝鮮、ロシアまで広がっています。 本コースは、このような広い意味で平泉を学ぶ機会を提供します。 〈科目内容〉 イントロダクション・「蝦夷以前の東北」・「蝦夷」・「平泉」・見学・プレゼンテーションの順で授業を行います。 (詳細は別紙の授業概要を参照) ○ 実施期間 8月17日(月)〜8月22日(月)※8月21日(日)は休講 ○ 申告期間 6月24日(金)〜7月19日(火) ○ 申告取消 7月29日(金)まで ○ 申告場所 自大学等の単位互換受付け窓口(教務係等) ○ 対 象 いわて高等教育コンソーシアム連携校所属日本人学生及び留学生(2年次以上) ○ 定 員 40名(先着順) ○ 科 目 名 「総合科目特別講義」※H29年より教養教育「地域課題演習E」として開講する予定です。 ○ 単 位 数 2単位 ※単位互換協定により、岩手大学の単位を各大学等で読みかえる。 ○ 使用言語 日本語 ○ 備 考 いわて高等教育コンソーシアムが実施する「地域リーダー育成プログラム」のコア科目の1つである「グ ローカル基礎研修」に相当し、連携校(岩手大学・岩手県立大学・岩手医科大学・富士大学・盛岡大学・ 一関工業高等専門学校)の学生が一緒に受講します。 〈諸経費(実費負担)について〉 ・教科書代:864円〈斉藤利男『奥州藤原三代-北方の覇者から平泉幕府構想へ』 (日本史リブレット人23)山川出版。2011年〉※授業が始まる前に必読すること。 ・平泉での拝観料、食事等:1,500〜2,000円程度 ※料金徴収方法等については履修申告確定後、各受講者に連絡します。 〈主催> 岩手大学 〈共催〉いわて高等教育コンソーシアム 〈授業担当教員〉 岩手大学グローバル教育センター アンデス・カールキビスト氏 連絡先:TEL 019−621−6868 E-mail anders@iwate-u.ac.jp |
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