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2020/02/21 令和2年2月15日(土)地域リーダー育成プログラム「地域を担う中核的人材」授与式を執り行いました。
岩手大学農学部3年 佐藤 直之さん、おめでとうございます!
事務局

 平成27年度から開始されている、いわて高等教育コンソーシアム「地域リーダー育成プログラム」では、平泉や賢治らに育まれた共生の思想(人と自然との共生、万物の共生)を尊び、地域全体を思いやるリーダーとして、コーディネート力を備え、多様な領域・局面で地域の中核を担う人材の育成を目指しております。
 当プログラムは、いわてコンソ連携校(単位互換協定校)の学生を対象にしたもので、あらかじめ指定された地域課題や復興に関わる科目(コア科目)の必要単位(4科目8単位以上)を修得し、さらに地域の課題解決策を学生たちが主体的に考え実行する「地域課題解決プロジェクト」を遂行した学生のうち、審査に合格した学生に対して、「地域を担う中核的人材認定証」を授与しております。
 今年度は、プログラム開始以降4人目となる「地域を担う中核的人材認定者」が決定し、コンソーシアム連携校の学長、校長及び所長同席のもと認定証授与式が執り行われました。

<認定証授与者>
岩手大学農学部植物生命科学科コース3年 佐藤 直之 さん

<認定証授与式>
日時:令和2年2月15日(土)12時40分
場所:渡り温泉 ホテルさつき 白鳳の間

<認定学生の紹介>
 このたび、地域を担う中核的人材に認定された佐藤さんは、1年次後期から西和賀地区をフィールドとした地域課題解決プロジェクトに取り組み始め、西和賀高校への訪問や高校生との雪上運動会の企画、実施等に積極的に参画してきました。その後、3年次からは、三陸鉄道の利用促進に向けたボランティア活動を行う「さんてつ活用推進チーム」に加わり、「さんてつ魅力再発見マップ」の作成に関わる他、2019年3月には、JR東日本より三陸鉄道に移管された区間で震災学習列車を走らせる企画を担当し、実施に向けて、三陸鉄道やバス会社との各種調整、イベントPRチラシの作成等を行いました。しかしながら実施予定日直前の台風19号で走行予定であった線路が大きな被害を受け、本企画は延期となってしまいました。そこで、佐藤さんは、被災地域のボランティアセンターや三陸鉄道と連絡を取って、ボランティアの計画を立案し、10月22日に山田町、11月9日に三陸鉄道佐羽根(さばね)駅で、学内外の参加者と共にボランティア活動を行いました。
 このように、佐藤さんは、日々の生活の中で発生する様々な問題に自ら立ち向かう姿勢と急なトラブルに対応できる柔軟性を兼ね備えており、将来、非常に優秀な人材になると期待しております。
現在も、同プロジェクトの中心的スタッフとして活動を継続しております。

 いわて高等教育コンソーシアムでは、地域の中核を担う人材の育成に向け「地域リーダー育成プログラム」を継続していきます。





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