第1回講義内容は「オリエンテーション」として「危機管理とは何か!」をテーマに行われました。講師は、岩手大学大学教育総合センター 江本理恵准教授。 講義には、岩手大学、県立大学、盛岡大学から25名の学生が出席しました。
はじめに、アイスブレークも兼ねて二人一組のペアをつくり、事前に記入した自己紹介カードを交換しあい、互いにインタビューし知ることから始まりました。 その後、インタビュー内容を他己紹介としてほかの受講者全員の前で発表を行い、雰囲気が和んだところで、グループワークに移りました。
グループワーク作業に先立って、江本先生から「危機管理」とは例えば雨が降りそうだから傘を持ってでかける、あるいは食品を多めに購入しておくなど身近にも多くの例があることの説明があり、5グループに分かれ、それぞれが考える「危機管理」だと思う行動をふせんに記入し、話し合いによって行動をグループ分けし模造紙に整理する作業を行いました。
グループ毎の発表では、2年半前の震災での経験したこと、また経験を踏まえた対応策あるいは今自分自身が感じていることなど大変多くの内容が示されました。
後期授業テーマである「危機管理と復興」を始めるためのオリエンテーションではありますが、受講生のモチベーションの高さがうかがえる授業でした。
次回2回目のテーマは「防災教育」 11月2日(土)の予定です。
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