イベントの詳細

2021/10/09〜2021/11/13 令和3年度 後期集中講義「危機管理と復興」が開講されました!事務局

 「危機管理と復興」は、危機管理や災害時の医療、防災、都市造りなどについて学び、様々な状況に対応し得る能力と知見を修得することを目的とした講義です。
 令和3年10月9日(土)〜11月13日(土)の期間で遠隔講義も取り入れながら全14回の講義を実施し、受講者は岩手大学12名、盛岡大学1名の計13名となりました。

 今年度は一部講義内容を変更し、岩手県立博物館専門学芸調査員の目時和哉氏をお迎えし、「石碑が語る災害の歴史」というテーマで講義をしていただきました。この講義の前半では、さまざまな地域ごとに遺されている石碑の碑文について学び、そこから災害の歴史と被災状況を読み解き、後半は災害伝承についてさらに具体的に理解を深めるためにグループワークを行いました。グループワークでは沿岸地域の石碑の情報を調べ、防災マップに記念碑、供養碑、標石など石碑の種類別に所在地点を記入し、石碑の特徴や被災状況、活用の可能性などについて考察し発表しました。
 また、10月31日(日)に釜石で行われた現地研修では、現地の方と対話を通して東日本大震災発生時のお話や復興(未来)のために現在取り組んでいる活動などについて教えていただきま
した。

 この講義を受講した学生たちからは、「過去の災害に関してまだまだ知らないことが多いなと思い知らされた。」「災害時の適切な行動を学ぶことができた。」「未来に向けた明るい活動をしている人たちのお話を聞けたことはとてもためになった。」などの感想が寄せられました。





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