「危機管理と復興」は、災害時に起こりうる様々なテーマについて学び、危機管理や防災に対しての理解を深めることで、様々な状況に対応し得る能力と知見の修得を目的としています。今年度は令和元年11月2日(土)〜令和元年12月21日(土)までの全14回の講義を行い、岩手大学24名、盛岡大学2名の計26名が受講しました。
講義ではグループワークを中心に学部、学年の異なるメンバーで毎回行い、考え方や価値観の違う学生達が多様な意見を交わし合う場となりました。また今回の視察は、陸前高田市広田町を拠点に活動をしているNPO法人SETの石渡博之さんよりSETの取り組みについての講義を行い、講義後には実際に広田町で行っている活動に参加させていただきました。
受講した学生からは「専門分野で活動された経験のある方の話を聞けて、どれも印象に残った。」「東日本大震災でなにがあったかだけではなく、これからどうすればいいのかまで学ぶことができた。」などの感想が寄せられました。 この講義を通し、災害時の医療活動や犯罪、組織のあり方、また震災遺構の伝え方、沿岸地域の課題などについて考え、より深い学びを得た講義となりました。
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