イベントの詳細

2021/12/04〜2021/12/12 前期集中講義「ボランティアとリーダーシップ」が開講されました!事務局

 前期集中講義「ボランティアとリーダーシップ」は地域リーダー育成プログラムの必修科目です。ボランティア活動に関する知識や技能、リーダーの役割、組織の動かし方について学び、ボランティア実習を通して実践することで、様々な状況に対応し得る能力と知見の修得を目的とした集中講義形式で行われます。
 例年9月に開講していますが、令和3年度は新型コロナウイルス感染症が夏季に拡大したことにより12月に延期し、12月4日(土)〜12月12日(日)の土日全4日間で開講することとなりました。今年度は47 名の学生が受講しました。(岩手大学45名、盛岡大学2名)

 この講義の初めに歩健学研究室 西村千尋先生よりコミュニケーションの取り方を楽しく実践しながら学び、四天王寺大学 吉田祐一郎先生からは自身の経験談を交え、ボランティア活動に必要な知識を講義していただきました。また岩手大学 後藤尚人先生の講義ではリーダーシップとは何かを学び、実際にリーダーとして活躍した人を例にリーダー像を考察しました。それぞれの講義でグループワークを取り入れ、意見の共有や学年・学部も違う学生等で多様な意見を交換する場を設けるかたちで実施しました。
 実践の場であるボランティア実習では、今年度初めて3ヵ所の実習場所に分かれて異なる内容のボランティア活動を行いました。そしてフォローアップの講義で、それぞれのグループがどんなボランティア活動をしたか、また活動前と活動後に感じたボランティアをする側・される側の気持ちの変化などグループ発表を行い、より理解を深めることができたのではないでしょうか。

 この講義のアンケートで参加学生から「『ボランティアはしてあげるのではなくさせて頂くもの』という言葉が印象に残っていて新たな気づきだった。」また「リーダーシップについて学んで自分に足りないところを理解することができる良い機会だった。」などボランティア精神やリーダーシップ像について理解を深めたという感想が多くありました。また、ボランティア実習の感想も多くあり、「『生きたいと強く思えば生きられる(宝来館の女将さんのお話)』という言葉が特に響いた」、「地域の魅力や地元の方の次世代へつないでいきたいという強い熱意を感じられ、とても良い体験となった。」というように特に地域の方のお話が印象に残ったようです。
 講義に参加した学生にとって、この経験が今後の活躍に繋がるひとつのきっかけになれば幸いです。





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